100 陽はまた昇ると願いたい

沈んだまま浮かび上がることのない日本の陽は、また人々を燦々と照らし出す陽の光へと変わり、また昇り始めるのだろうか。昇り初めて欲しいと願う人々の為に

なぜ、今の日本の地位はあるのか?それは言わずと知れた人間力や技術力に裏打ちされた経済成長があったからこそではないのか。現民主党政権では、さほどの伸びしか期待出来ないと予測している大臣が就いているようだが、それを変えようとする挑戦意欲がなければ、この国の経済は復活し得ないのではないか。それと同時に台頭する中国やインド、日本は現状のパワーバランスを維持出来るのであろうか。

少し前ではあるが朝日新聞社と東京大学が共同で行ったアンケートでは多くの国民が経済政策に関心を寄せていた。先日には菅副総理がデフレ状況にあると発表している。この景気状況では、今も関心の高さは変わらないであろうと推察出来る。先日のTVタックルでも取り上げられていたが、個人的にも社会的側面から見ても日本の産業空洞化を不安に感じるのはもっともだ。なぜなら、日経ビジネスにも円高要因払拭から部品の調達を割安な海外に求めているという記事を見た。一例を挙げればホンダの国内二輪車生産は、国内での部品95%を調達していたが、3年以内に30%に引き下げる予定だという。これをホンダの創業者、本田宗一郎は天国でどのように見ているのだろうか?はたまた歴史を遡(さかのぼ)れば、ジョン・F・ケネディも尊敬を抱いた上杉鷹山(ようざん)は、この状況を見てどう答えを捻り出すだろうか?そんな大企業を支え続けてきた中小企業の行方は?派遣労働者、社員、雇用の行方は?そして、この国の進むべき方向さえ明確に国民へ説明出来ないでいる民主党政策の行方は?

自分の文章は、脳の特性を一番表しているといえるだろう。脳科学者によれば脳は、重要な部分を切り取って記憶の倉庫にしまうらしい。要するに編集作業を脳内で自然に行っているということだ。特に記憶に残るのは失敗や間違いをした時こそ脳は記憶しているのだという。ここでふと浮かぶのは麻生前総理の漢字の読み違いなどである。麻生前総理は一生、頭から消せない記憶として残ったのではないだろうか。それは、さておき枝葉のように分かれた情報を掻き集めてひとつの答えを導き出そうと脳が葛藤している。それが正解であろうが不正解であろうが自分で答えを出すことこそが重要だと思っている。だからこうして羞恥心を持ちながら何かしらの答えをブログに載せている。話が反れてしまいましたが会話の場合、こういった脱線こそが面白いのでしょう。

99 政策思考順序は、大枠から個別細部へ

こちらを立てればあちらが立たず、そんな言葉があてはまるのだろうか。

日経ビジネス誌面によれば、シャープは三重県亀山工場の一部を中国移転へ調整中、日産自動車はインドに新工場設立方針を固めたらしいなど、企業の海外拠点移行が見られると掲載している。感が鋭い方ならピンときたかもしれません。これは民主党が製造業派遣全面禁止を打ち出した場合、コストプッシュインフレ(生産コスト高)原材料、人件費などの内、人件費が上がることを想定しての対応策として、見る向きもある。

民主党は高速道路無料化と暫定税率廃止にて、物流コスト削減を考えているが、製造業派遣全面禁止との額面で、相殺出来、尚且つそれでもコスト減の数字を持って、緻密に計算されたマニフェストだと主張しているのだろうか?もし単独で考えている政策なら話しにもならないが、総合して考えられた政策だとするなら微妙にズレを生じてきているのではないか。なぜなら、大きな面で見れば国の歳出入の点、個別に見れば暫定税率廃止は、環境税を視野に入れている面も伺える。
やはり全体を通して見ると、どうしてもちぐはぐ感が否めない民主党。幅広い視野と個別案件での視野を合致させ、それでいて横の繋がりを持たせる作業が出来ていないのではないだろうかと勝手に考えてしまう。因みに、ここで言う横の繋がりは、高速道路無料化と暫定税率廃止の影響を受ける鉄道各社と見るべきでしょう。

もし、企業の海外拠点移行増加が加速した場合、国際競争力にも影響が及ぶことが考えられると同時に国内の雇用者数減少など、いろんな面に波及を与えるだろう。

未来は自分達で切り拓くといった類の言葉を発していた大臣もいたようだが裏を返せば、権力者は国民を人形のように操ると言っているものではないのか。ちょっと捻(ひね)くれている感があるかもしれませんが政治家の言葉は素直に鵜呑(うの)みに出来ないと思っている自分でした。

98 産業構造転換点

経済の仕組み構造は、政府と企業、家庭の3本柱が相まって経済の主体を構築している。
その循環構造を簡単に説明すると、政府が税金にて徴収するお金が、学校や保険、年金、道路などのサービスとして家庭や企業に跳ね返ってくる。企業は、家庭に労働力を与え、家庭は、企業が生み出した製品を、商品として購入するといった具合だ。これが絶妙なバランスを保ちながら規則的かつ流動的に経済を循環させている。言葉足らずの部分があるかも知れませんが、これらが経済の主体と捉えていいでしょう。

この経済主体の中に、現在の政治状況を組み入れれば、現在、何が不足しているのかが見えてくるはずである。

歴史から、紐解けば公共工事である道路が、大きく幅広く産業全体を発展させたことは事実である。例えば、自動車産業や小売、物流といった、人、モノの移動に関わる物を一変させ、マスメディアでも先程、姿を消してしまうと話題にあがった「すかいらーく」などの外食産業も、発展と恩恵を受けた一つと言える。こうやって考えると道路は社会生活の一躍を担って来たと同時に、いかに偉大な事業であったかが解る。しかし、時代は流れ、一部を除いては日本中に張り巡らされた道路。その道路に変わり、幅広く産業構造を発展させる公共事業が求められているはずである。

コンクリートから人へのスローガンは理解するが、時代にマッチし緻密に計算された政策なのだろうか?と疑問が湧いてくる。子育て支援も報道いかんによっては、ネーミングの縛りによる理性を取り去り、自民党同様の給付金と化してしまう可能性さえ感じてしまう。それは、民主党の一石二鳥を狙った二枚舌のようにも感じる。厚生労働省では少子化対策と子育て支援としての意味合いをもたせているが、財務省では政府が取れる経済対策としての財政手段としての考えの方が強いのではないか。自分が危惧するのは、使用用途が全て親の裁量権によって決められてしまう点であると思う。それは、「子供には必要だから」の言葉を使用すれば何にでも使えてしまう。例えば住宅ローンや住宅購入費、車の購入費やローンなど挙げれば数知れず出てくる。もし、このような用途として、お金が使われるようだと資産を残す結果になり、子供を持たない世帯では「俺達の金で、それこそ無駄だ」といった感情論が噴出し兼ねない。人口増加の誘発どころではなく大問題へと発展してしまう事も考えられる。子供は国の宝どころか、子供は親の財布と化してしまう可能性さえはらんでいる。だからこそ方法論をよく吟味しなければいけないのではないかと思える。公共事業の話に戻ると経済産業省が推し進めている太陽光発電による買取制度は、道路に変わる産業構造変革の一部として政府が取れる有効な政策ではあると感じる。

首相所信表明演説のように、新聞一面を埋め尽くす程の文章になると何を一番に伝えたいのかが見えなくなってしまうので、今日はこの辺で・・・



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97 真価が問われる政権与党

政府は、どのように答えを導き出すかが問われている。来年度本予算の概算要求95兆円に対し、歳入額は景気低迷により40兆円を下回るのではと予測がされている。歳入額より借金額の方が増え、「戦後初めて」の文字が朝日新聞などにも踊る状況だ。

鳩山総理は逃げ道を作ったと思われても仕方ない状況を生み出していた。それは、自らが先に動き出し説明や理解を求めるのではなく、国民の意見を尊重する意向を見せた。国民の声で現状にマッチした予算を組んだとするならば、与党の責任問題は回避されるという訳だ。おそらく党保身が頭をよぎると同時に本人自身が今まで発言してきた言葉との相違に、負い目を感じているのではないだろうか?

とにかく現在の経済状況などを踏まえ、費用対効果がある予算組みをすべきなのだろう。「設計図は、もう出来上がっているのだから変更は出来ませんよ」と言っているのでは、政権与党としての資格が揺るぎ兼ねない。腰を据えて、4年の期間で完結を目指すぐらいの心構えで実行しても構わないと思える。マニフェストの一部を盛り込み、この機会を絶好のチャンスと捉え、来年度見送りにするマニフェストを綿密な調整期間に充てればいいのだろうと考えてしまう。ホームランで観客の目を釘づけにするのではなく、ヒットやバントや盗塁などを織り交ぜ1点ずつ点を積み重ねればいいのではないだろうか。


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96 引いては打ち寄せる波

サッカー日本代表は、なぜ有効に得点し得たのか?自分が考えるに数種類の要素が混在していたのではと考察してしまう。ここでは、ショートコーナーの1点を自分なりに紐解いてみたいと思います。第一要素としては、相手側チームを少しでも日本代表チーム自陣側へ引き出している点、ボールが前線から戻された時に、相手チームは、ボールと選手に釣られるようにスペースを上げる、ここから第二要素で、チーム内の攻撃スピードの切り替えと共通認識の一致で、相手チームがスペースを上げた段階にて一気にスピードをあげ、攻撃を加速し、たたみ掛ける。そうすると相手チームは、この段階で後ろに戻るという行為で一歩の遅れは取る。最後の第三要素、あとは速い正確なクロスとゴール前へなだれ込む人数やゴールへの執着心である。ひとつのパターンではあるが、これらが絡みあった結果、点へと結びついたと思われる。

頭の中で引いては打ち寄せる波の上で、空のペットボトルを浮かべた状態を想像して見て下さい。そして、引いて打ち寄せる波を日本代表に置き換え、空のペットボトルを相手チームの選手だとした場合、波の大きさを自在に操ればペットボトルは波を越える事はないと考えてしまいます。

ベスト4に込められたメッセージは、やってやれないことはないという勇気と気負いを取り去る言葉であったのだろう。そのメッセージを選手は、どのように胸に刻んでいるのだろうか?ワールドカップ本番まで、あと数ヶ月、他チームに研究される事も考えられる。最終的には1対1で勝つ、ゴール前では必ず勝負する事や上記で例に挙げた事を反面教師として課題に取り組んでもらいたいものだ。



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