88 目的の相違と夢

選挙に勝つことが目的であってはならないはずです。自民党も民主党も何かを履き違えていませんか?

国家観、国家像を明確にし、その目的に対し、どの様な言動をし、どんな行動、活動をして来たか。それがどれだけ国民益、国益に繋がったか。或いは、その主張にどれだけの正当性があるのか。その結果を国民が選挙として選択し勝敗を下すのだと思います。
正直、大臣や知事の職は兼務が出来るほど軽い職であろうか。いかに政治家主導で政治が司られていないかがこのことからも解る。果たしてどれだけの政治家がありとあらゆる知識を詰め込み、思考、決断、行動し官僚を使いこなしているのだろうか疑問を抱くと同時に個人的には真摯に向き合う真剣さが伝わってこない。


夢に突き動かされ行動したホンダの創業者、本田宗一郎。世界のソニーと呼称されるまでに至ったソニーの創業者、盛田章生や井深大。少なくともこれらの経済人は社員と共に夢を共有していたはずです。

麻生総理、貴方が真の政治家であるなら、自分の思い描く日本像があったはずです。その日本像を作りあげることが夢であり、その夢を1億2千万人の国民と共有し、実現することこそが総理としての至福の喜びであるべきはずです。
貴方の思い描く日本像はどんなものだったのですか?そして、それを支持した自民党議員、貴方達は目先の収穫ばかり追い求め麻生総理と共に日本の核、コアになるであろう部分をどうするおつもりなのですか?「俺達が日本を背負っているんだ」という政治家としての誇りや潔さはどこへ消えてしまったのでしょう。あまりにも情けなく見えてしまいます。

87 一連の政治ショウ

視聴率が目安である限り仕方がない部分があるのだろうが視聴率を気にするがあまりマスメディアも踊らされ、それを目にする国民の一部も踊らされ、自民党までもが雑誌掲載でよく見かける人気投票をするかのごとく出馬要請をする。あまりに滑稽に見えて仕方ない。

政治家の方々に質問したい。臓器移植法の審議決定に参加されているのだから、もちろん全員が回答出来ると思いますが「脳死」の定義はなんですか?

そんなことはないと思いますが、もし、回答出来ない議員がいたとしたら臓器移植法の審議決定に参加する資格があるのか?と問いたい。それと同時にどれだけ理解をし熟考した上で判断を下しているか疑問を持ってしまう。正直、自分の第一印象は「国会議員は神にでもなったつもりか」だった。
なぜ、このような話をするかと言えば補正予算をとってみても解るのではないだろうか。反論、異論があるにも関わらず各項目、詳細のチェックもせず成立後に声をあげている。もし、自分の住宅などを建てる際に予算見積もりに解らない部分があったら納得いくまで説明を受けるはずである。なぜ、国会では、それが出来ないのか?いかに自分事として捉えていないかが解る。やること、成すこと、全てにおいてちぐはぐで、こんな事を繰り返していてはいつまで経っても国民から支持される政治家、政党にはなれないと思う。それでいてそのような人間がなぜ、国会議員になり得ているかが不思議である。それは言わずと知れた国民が選択した結果ではあるが・・・

この国を導く立場であるなら高い向上心を持って意識改革を願いたい。そして、国民も日本の将来を見据え本質を見抜かねばならないのだろう。

86 ワールドカップへの階段2

日本化の基礎を築いたイビチャ・オシム。進化を止めない岡田武志。サッカーにおいて監督という職業は常に進化を求め新しい事に挑戦し続けることだと思える。その挑戦を辞めた時点で、その国のサッカーは衰退を始める。
現在、岡田監督率いる日本代表の得点シーンを振り返ると奥行きのある縦陣形にて、攻守の切り替えがスピーディーに行われ敵チームはマークに就いてはいるものの一瞬の遅れや守備態勢が整わない状況での得点が多いように思える。これは先日のカタール戦の先制点でも見て取れる。まさしくこれが岡田監督の狙いであり日本代表への功績なのだろう。功績と言えば若手選手の起用方にも一目おくべきなのだろう。サイドバックの内田選手などが、その典型と言える。出場当初はクロスの精度や連携に難があった記憶を持っているが試合に使い続ける事によって現在は重要な選手となって来ている。岡崎選手に至っては今や日本代表の得点頭である。今になって思うが岡田監督は監督としての力量や実績はもちろんのことながら多分に運を持ち合わせた監督だと証明したのではないだろうか?
ワールドカップ本戦行きを決めたウズベキスタン戦はドイツワールドカップでのオーストラリア戦を彷彿させる劇的な逆転による敗戦。あの試合展開とダブらせて見た人もいただろう。苦しい試合を勝ち取ったという面で日本化の進化は続けてはきてはいるものの改善点が十二分に残っている。ボールより選手自身が動く事、これが日本化、いやサッカーの第一前提なのだろうと原点に戻りつく。なぜなら、「Action、動きを起こさないと変化は生じない。」それは、ボールは選手自身が操っているのだからこそボール先行になって、ボールを追いかけ、より労力を使うサッカーより自らが行動を起こし自分達の思い描くサッカーが出来た時、脳は喜び疲れを取り去ってくれる。だからこそ、自らが動きスペースを生み出し動きを持って敵を制す。これが理想であり進化であり原点なのではないだろうか?そんな事を思ってしまう。

85 ワールドカップへの階段 1

ごく普通の一般家庭なら深き眠りにつき始めている時刻だろう。しかし、この日に限っては興味を持つ人はもちろん、それ以外の人も多くの人が戦況をテレビにかじりついて見ていたのではないだろうか?
自分もその中の一人と言える。そんな僕の目には鮮やかな緑の芝の上に綺麗な輪を作り各々(おのおの)を褒め称え合うように90分間の激闘から解き放たれ、満面の笑みを浮かべたサッカー日本代表選手の姿がそこにはあった。
それは、まるで大空に凛とはためく日の丸とピッチ上での選手の輪が重なり合う様な光景だった。
満身創痍であろう身体に鞭を打ち、勝ち取ったワールドカップ本戦への出場権は日本代表の意志であり、意地であり、ボールへ気持ちが乗り移った証拠であり、その結果がこうして表れたのだと言える。
その切符は、まさしく入場券であり、本戦で何勝を勝ち得るか?など、何処行きであるかの場所を確約された切符ではないと言う事。
それであるなら、これから何をし何を積み重ねなければいけないのか?これが今からの本題である。

この試合から見て取れたのは明らかに6割以上は守備に追われ自分達のサッカースタイルを90分間貫き通せなかった事が第一に挙げられる。
もちろんウズベキスタン代表選手のポテンシャルやポジショニングに素晴らしいものはあった。しかし、日本代表は、これで世界を驚かせる試合が出来るのか?と問われたら、日本中が盛り上がっている最中、水を差すようで悪いが贔屓目(ひいきめ)に見たとしてもNOと言わざるを得ないのではないか。自分はそう思えて仕方ない。
前日本代表監督オシムが創りあげたベースであるパスサッカー、人が動きボールも動くスタイルを有効活用出来ていただろうか?いくら岡田監督がオシムサッカーとの決別をしたといってもベースはパスサッカーであり、そのスタイルこそが日本化ではないのか?
何を言いたいのか?と言えば、パスにも種類がある。リズムを作るパス、守備に徹したパス、点を演出するパスと。どの場面でどのパスを選択し、どう試合を優位に組み立てるか、どう試合状況を変えるかがこれからの課題ではないのか。そこで、これからの試合はオーストラリアと首位を決する試合があるが試す事が出来る消化試合となる事から、実際の試合で仮定の状況を設定した上で試合に望むべきだろうと考える。例えば敵チームに仮に2点先制された状況を頭に刷り込み追いかける展開で前半戦に望むとか、後半は1点優位に立ちながら守備に重きを置きカウンターで点を奪うといった状況に応じたバリエーションを作る事によって、これから先のワールドカップ本戦で生きてくるはずだと思える。それは、いくら消化試合とはいえ生きた試合だからこそ本番に必ず生きてくるはずである。

84 若き獅子の一致

岡崎、内田の若き選手が日本代表にフィットし結果を残した試合だったように思う。選手自身の努力、頑張りが一番ではあるが日本代表に招集し、試合に使い続けている岡田監督の功績でもある。しかし、パスサッカーのベースを作り上げたイビチャ・オシムに感謝をしたい。なぜなら、パスの連続から生まれる多様性とでも言おうか、パスサッカーのベース、軸があるからこそ早いロングパスや選手の飛び出しが、より有効かつ効果的に点へと結び付いていると思える。例えばチェスや将棋で動かす駒が一部に集中しすぎて意識が偏りがちになり他の駒を見落とす事がある。それと似た感覚があるのだろう。要するにパスサッカーが敵陣選手の視野を狭くし、スピードかつダイナミックに展開されるとマークする動きが一瞬遅れるのだと考察する。それがフィンランド代表選手のプレスの甘さもあり日本代表の良さが如実に表れた試合だったのではないだろうか。ここ数試合を見る限り個人的には攻撃より守備に不安を感じているのだが、さてワールドカップ最終予選、本番2月11日のオーストラリア戦、どんな試合展開が待ち受けているのだろうか?楽しみだ。



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